こどもがどうしてがんなるのか・・。わかっていないことが大部分です。加齢や生活習慣はあまり関係がないと考えられています。むしろ、何らかの体質が関係しているのではないかと考えられています。体質は遺伝的素因(いでんてきそいん)ともいえます。祖先から引き継がれた素因に、さまざまな偶然の変化が積み重なってできたものがそれぞれの体質といえます。例えば、ひとの体の設計図といえる染色体が不安定(壊れやすい)な体質が知られています。細胞は染色体の情報に基づき、必要に応じて性質を変化したり(分化)、分裂して数を増やしたり(増殖)しています。染色体が不安定なことにより、細胞にがんの発症につながる異常を生じる可能性が高くなると考えられています。体を外敵などの異常から守る免疫の働きが不十分な体質(免疫不全症:めんえきふぜんしょう)でも、がん発症の危険性が高いことが知られています。また、生まれる前の胎児に、既にがんが生じることがあることも知られています。 |