小児がんの治療の経験が豊富な医療施設が望ましいことはいうまでもありませんが、通院は可能か、快適に過ごせるか、医療者と信頼関係を築けるかなども重要な要素です。
治療の中心的役割を担う医師は、がん治療を担当する小児科医であることが一般的です。がんの種類によっては手術が必要な場合があります。小児がんの手術には、一般(小児)外科だけでなく、脳神経外科、耳鼻咽喉科、眼科、整形外科などさまざまな専門医の協力が必要なことがあります。また、放射線治療が必要ながんも少なくありません。合併症の治療のために、内分泌、循環器などの専門医の協力が必要なこともあります。治療に必要な専門医療の協力体制は重要な要素です。
小児がんでは、長期間の治療を要することがしばしばですので、保育士、臨床心理士、チャイルドライフスペシャリスト(こどもの病気、検査、治療などに対する理解を求め、恐怖などを軽減するための専門家)、宿泊施設、院内学校(養護学校などが併設されている施設もあります)などの支援体制も大切な要素になるかもしれません。 |