小児がん情報ステーション

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支援活動

チャイルド・ライフ・スペシャリスト

チャイルド・ライフ・スペシャリスト(Child Life Specialist:CLS)

チャイルド・ライフ・スペシャリストは、医療チームの一員として、こどもの入院がよりストレスの少ない、安心できる体験になるよう心理社会的支援をする専門職です。
こどもにとって、病院は慣れない場所であり、痛みや恐怖の伴う検査、処置、治療を受ける場所でもあります。このような、ストレスや困難が伴う状況下で、こどもの不安を軽減し、医療体験をプラス体験に転じるためには、こどもが本来持っている力を発揮できるように支援することが重要だと言われています。こどもは、ひとりの尊厳ある存在で、力のある存在です。Child Life Specialistは、『こどもの力』(Child=こども、Life=ライフ/活力)を支援する専門職です。

歴史

1900年代より、北米では、こどもたちが劣悪な入院環境で医療行為を受けていることや、入院治療に伴う精神的影響が問題視されました。様々な研究や活動の結果、病院で遊びと安心感を与えるサポートが提供されるようになりました。2005年の時点では、北米には470のチャイルド・ライフ・プログラムがあり、チャイルド・ライフ・スぺシャリストが活動しています。北米で生まれたこの職業は、その役割の重要性から、香港、台湾、クエート、グアテマラ、スペインなどにも広まりました。日本では、2009 年4 月現在、19施設に20名のチャイルド・ライフ・スペシャリストが病院やクリニックなどで勤務しています。

教育と資格

関連する分野の学士または修士課程において、心理学(発達心理、思春期心理、ストレス・コーピング、愛着形成と喪失など)、家族支援学、教育学、障害児教育、医学知識、CLS専門科目などを学び、一定期間病院でのインターンシップを経たあと、資格試験を受けられます。資格は、北米チャイルド・ライフ・カウンシルの学会認定資格です。
医療行為は行いませんが、医療スタッフや他のコメディカルスタッフと連携し、こどもと家族を支援できるように訓練されています。

主なサービス

①遊びと遊び環境の提供
②心の準備支援
③検査や処置中の心理的支援
④退院や学校復帰に向けた支援
⑤家族(きょうだい含め)への心理社会的支援
⑥悲しみや死別に対する支援
⑦イベントの企画と運営
⑧ボランティアコーディネート
⑨病気の親のこどもへの支援 など
*チャイルド・ライフ・スペシャリストは、活動する施設やこどものニーズに合わせ様々な活動を展開しています。