小児がん情報ステーション

会員医療者ページ

成育医療センターにおける取り組み

シャイン・オン!プログラム

国立成育医療研究センター血液腫瘍科・固形腫瘍科では、タイラー基金の支援によりカウンセリングを主軸とした、シャイン・オン!プログラムをこども達とご家族に提供しています。

タイラー基金とは

特定非営利活動法人The Tyler Foundationは、2006年7月10日に、小児がんのこども達やその家族を支援する目的で設立されたNPOです。2005年に乳児白血病で亡くなった息子タイラー・フェリスとの闘病生活をきっかけに、彼の両親(キンバリー・フォーサイス、マーク・フェリス)が、「治療中のこども達が少しでも楽しい毎日を送れるように、そして、そのこども達を愛する家族の毎日が、少しでも楽になるように」との思いを込めて設立しました。
タイラー基金の活動は以下の3つの目的があります。
1. 小児がんのこども達とそのご家族を力づける
2. 医療チームと治療の充実をはかる。
3. 社会での小児がんの認知度を上げる活動を喚起する。

タイラー基金のプログラムについて
タイラー基金は、目的を達成し、こども達とご家族の毎日を少しでも楽に、そしてより輝く未来のためのプログラムを実施中です。現在進行中のプログラムは以下の3つです。タイラー基金では、こども達に直接届くプログラムに、こども達の輝く毎日を応援する思いから「シャイン・オン!(輝き続けて)」をつけています。 

① シャイン・オン!カウンセリング&サポートプログラム
② シャイン・オン!ハウス
③ シャイン・オン!ビーズ・オブ・カレッジ~勇気のビーズ~

シャイン・オン!カウンセリングプログラム&サポートプログラム

病棟内で臨床心理士によるベッドサイド・カウンセリング
タイラーが治療を受けた国立成育医療研究センターにて、臨床心理士が開発・運営しているプログラムです。 ベッドサイドで行うこども達やご家族へのカウンセリングのほか、希望に応じてのカウンセリングは、それぞれのこどもの年齢や体調、ご家族の心理的な状況を考慮して、最も必要とされているニーズに適切な時期に届くよう設計されたプログラムです。

サポートプログラム

お母さんグループ「はみんぐ」:週一回、1時間だけ、お母さん方を集めてリラックスしたり、医師などを招いて勉強会を開いています。

クラブ活動
:週1回ブッククラブという絵本を読む活動とイングリッシュクラブという英会話や英語に親しむ活動を病院内で行っています。

フェスティバル
:3か月に1度、病棟内で、また周辺施設にてこども達とご家族の為に文化祭や音楽祭のフェスティバルを行います。

ゲスト訪問
:読売巨人軍の小笠原道大選手もゲストとして、病院を訪問してくださり、こども達とご家族、また医療者を励ましてくださっています。

きょうだいのケア
:入院・通院しているこどものきょうだいの為に、「シャイン・オン!ハウス」で保育のお預かりをしています。


フェスティバル

シャイン・オン!ハウス

2009年4月1日にオープンした、小児がんのこども達とそのご家族をあらゆる面でサポートする施設です。
シャイン・オン!ハウスでは以下のサービスを提供致します。

①    きょうだいの為の安全な保育施設
シャイン・オン!ハウスでは入院(通院)中の子どもたちのごきょうだいをお預かりしております。
・ 対象年齢 : 0歳~6歳(学童はご相談ください。)
・ ご利用時間帯 : 月曜日~金曜日
・ 一日保育 : 9:00-17:30
・ 半日保育 : 9:00-13:00、または14:00-17:30
・ ご利用料金 : 一日保育;お子様1名/2000円
半日保育:お子様1名/1000円
(時間を超越した場合には30分につき100円を徴収させていただきます。)

②    休憩場所
入院している子ども、きょうだい、ご両親が、病院から近くの、病院の外で家族の時間を過ごせる、安心でくつろぎ、そして楽しむことができる休憩場所としてご利用頂けます。

③    リラクゼーションルーム
ご家族が日中、くつろいで時間を過ごせる場所として、リビングルームと、パソコンルーム(プリンター、FAX完備)をご用意しています。

上記のサービスは事前にシャイン・オン!ハウスにご連絡頂くと、ご利用頂けます。詳しくはこちらまで。
(こらち:http://www.tylershineon.org/index.php/programs_j/current_j)

  

シャイン・オン!ビーズ・オブ・カレッジ~勇気のビーズ~

ビーズ・オブ・カレッジとは、小児がんや血液の病気の治療を受けるこども達の、勇気ある旅をたたえるために、特別に用意されたプログラムです。ひとつひとつの治療を表すビーズを集めて、こども達が頑張った治療の過程を記録し、その勇気を称えます。このプログラムは米国中の小児がん病棟で実施されている革新的なプログラムですが、日本ではタイラー基金により、初めて茨城県立こども病院に導入されました。このプログラムで使用するビーズは、こども達の長く勇気ある治療経過の一つ一つを、明確に記録してくれるものです。

タイラー基金ウェブサイト