- 好中球 (neutrophil)
- 白血球を構成する血球のひとつ。細菌などの有害物の貪食、除去を行う。好中球が減少すると感染症、とくに細菌感染、真菌感染のリスクが高くなる。
- 2009年10月30日 国立成育医療センター血液腫瘍科 細谷 要介
- 血小板(Plt:platelet)
- 血小板は止血の中心的役割を果たす血球成分である。血小板は血管内皮の接合部間隙に進入し血管の機能維持に働くとともに、免疫複合体やウィルスを吸着することにより生体防御にも貢献している。
- 2009年10月30日 国立成育医療センター血液腫瘍科 細谷 要介
- 芽球 (blast)
- 骨髄球、リンパ球、赤血球、巨核球の各系統の成熟過程の中で最も幼若な血球をいう。健康な状態では、血液細胞は骨髄内での分化・成熟を経て末梢血中に出現する。幼若な血球に由来する急性白血病細胞は、幼若細胞である芽球のまま増殖し末梢血中に出現する。
- 2009年10月30日 国立成育医療センター固形腫瘍科 鎌田 綾
- クレアチニン (Cr:creatinine)
- 全身の筋肉にあるクレアチンが尿中に排泄される際の最終代謝産物。筋肉量によって数値の違いがあるため、年齢によって正常値が異なる。値は筋肉量と腎機能の2つの因子に影響され、腎機能低下によりクレアチニンは上昇する。
- 2009年10月30日 国立成育医療センター固形腫瘍科 鎌田 綾
- 活性化部分トロンボプラスチン時間 (APTT:activated partial thromboplastin time)
- 凝固機能検査の一つ。血漿に内因系凝固因子を活性化するAPTT試薬とCa2+を加え,フィブリンが析出する時間を測定したものである。内因系凝固因子および共通系凝固因子といわれる各因子の活性を反映し、活性化部分トロンボプラスチン時間の延長は凝固機能障害の存在を示唆する。
- 2009年10月30日 国立成育医療センター血液腫瘍科 細谷 要介
- 髄腔内注射
- 腰椎の高さで脊柱管内の髄液腔(脳脊髄液が循環している腔)に針を刺し、脳脊髄液中へ薬剤を注入する手技。髄注と略される。急性リンパ性白血病などでは中枢神経浸潤の予防、および治療のために髄注が行われる。一部の脳腫瘍に対して髄注が行われることがある。
- 2009年10月30日 国立成育医療センター固形腫瘍科 宇野 光昭
- 骨髄穿刺
- 骨髄を穿刺して骨髄液を吸引する検査手技。造血の状態、異常細胞の有無などを評価する。採取された骨髄液から標本が作成され、顕微鏡で観察される。白血病などでは、骨髄液中の白血病細胞の細胞表面抗原、染色体解析なども行われる。小児では、腹臥位(ふくがい;うつ伏せ)で、腸骨と呼ばれる骨盤の骨の縁に骨髄穿刺針を刺して注射器で骨髄液を吸引することが一般的。
- 2009年10月30日 国立成育医療センター血液腫瘍科 安井 直子
- 骨髄生検
- 中空の構造を持つ骨髄生検針を使って、骨髄組織の小片をそのまま取り出す方法。骨髄穿刺では、吸引により骨髄組織の構造が崩れるため、採取された骨髄液中の細胞の観察は可能であるが、骨髄組織の構造を調べることは困難。骨髄生検で採取された検体は薄い切片にして顕微鏡で観察される。骨髄穿刺と同様に、小児では、腹臥位(ふくがい;うつ伏せ)で、腸骨と呼ばれる骨盤の骨の縁に骨髄生検針を刺して骨髄組織を採取することが一般的。
- 2009年10月30日 国立成育医療センター血液腫瘍科 安井 直子
- 好中球減少
- 末梢血中の好中球数が500/μl以下、あるいは1,000/μl未満に減少した状態。好中球の減少により感染症のリスクが高まる。また、好中球減少時には重症感染症のリスクも高い。抗がん剤による化学療法は、好中球産生を障害し、好中球減少を生じることがある。
- 2009年10月30日 国立成育医療センター固形腫瘍科 宇野 光昭
- 寛解
- 腫瘍がほぼ消失し、通常の検査で検出されない状態。悪性腫瘍では、腫瘍が消失したように見えた後に再発を生じることがあるので、治癒という表現を用いずに寛解と呼ぶことがある。再発後に再度寛解が得られれば第二寛解と呼ぶ。
- 2009年10月30日 国立成育医療センター固形腫瘍科 宇野 光昭
- 胸腺
- 胸部前方、胸骨の裏に位置する小さな臓器。リンパ球を細胞性免疫に関わるTリンパ球に分化成熟させる機能を担う。思春期以降自然に縮小する。
- 2009年10月30日 国立成育医療センター固形腫瘍科 鎌田 綾
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