小児がん治療の経験者は、体調の変化、がんに対する恐怖などに関連して不安、抑うつを生じる可能性があります。これらの問題により、社会生活への復帰、人間関係、教育、健康などに影響を及ぼすことがあります。
致命的な疾患である小児がんの診断、苦痛を伴う治療、それまでの健康な生活とは異なる闘病生活などの経験は、心的外傷(トラウマ)の原因となり得ます。心的外傷は心的外傷後ストレス障害(post-traumatic stress disorder)と呼ばれる症状の原因となります。
患者であるこども自身が、病気について、治療について、年齢に応じて適切に理解することが大切です。また、闘病に関わる不安、恐怖などに対し、適当な支援を行うことができる環境の整備も大切です。
2009年11月3日更新 国立成育医療センター血液腫瘍科
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