小学校高学年から高校生ぐらいの、どちらかというと男の子に多い病気です。視床下部下垂体(ししょうかぶかすいたい)のほか、松果体(しょうかたい)、基底核(きていかく)にも生じます。診断時に複数の病変、脊髄への播種(はしゅ;脳脊髄液を介して離れた部位に腫瘍病変を生じる)を認めることもあります。視床下部下垂体の病変では、成長障害、尿崩症(にょうほうしょう;尿中へ水分の排泄を調節するホルモンの異常により多飲多尿を生じる)、視力・視野障害などがきっかけで診断されます。松果体の病変では、水頭症(すいとうしょう;脳や脊髄の周りを循環する脳脊髄液が貯留し脳室や頭囲が拡大する)、頭蓋内圧亢進(ずがいないあつこうしん;腫瘍などの影響で頭蓋内の圧力が上昇し脳に影響を及ぼす)症状から診断に至ります。 |