頭部のCTやMRI検査から髄芽腫を疑うとき、同じ部位にできて、治療戦略が異なる上衣腫(じょういしゅ)と呼ばれる脳腫瘍との鑑別(かんべつ;よく調べて区別すること)が必要です。乳児では非定型奇形腫様/ラブドイド腫瘍(atypical teratoid/rhabdoid tumor:AT/RT)と呼ばれる脳腫瘍との鑑別も重要です。腫瘍の一部を手術により切除(生検)して、腫瘍細胞の性質を詳細に解析して診断(病理診断)します。 髄芽腫では、診断時から脊髄などに播種(はしゅ;脳脊髄液を介して離れた部位に腫瘍病変を生じる)を伴うことも少なくありません。脊髄MRI、脳脊髄液検査を行って播種の有無を確認します。 |