- 一般名
- シスプラチン
- 商品名
- ランダ(日本化薬株式会社)、ブリプラチン(ブリストル・マイヤーズ株式会社)など
- 略号
- CDDP、DDP
- 1) 概要
- 尿路性器悪性腫瘍、消化器腫瘍、神経芽細胞腫、再発・難治性リンパ腫、小児悪性固形腫瘍などに投与される抗ガン剤。
DNAに結合し、DNA合成を阻害することによって殺細胞効果を示す。殺細胞作用は濃度依存性及び時間依存性を示す。 無色~微黄色澄明の液剤。 主な用法は点滴静注である。
- 2) 主な副作用
- 悪心、嘔吐、食欲不振、全身倦怠感、下痢
急性腎不全(血尿、尿量が減る、尿が出ない、むくみなど) 骨髄抑制(感染症、出血、貧血など) 脱毛、発熱 聴力低下・難聴(音が聞こえにくい)、耳鳴り 末梢神経障害(しびれ、筋力低下など) ショック・アナフィラキシー様症状(冷感、呼吸困難、蕁麻疹、血圧低下(めまい・ふらつき)、動悸、倦怠感、ほてりなど) 間質性肺炎(息苦しい、空咳など)
- 3) 主な併用注意薬
- パクリタキセル:骨髄抑制、末梢神経障害が増強する可能性がある。
アミノグリコシド系抗生物質、フロセミド:腎障害、聴覚障害が増強する可能性がある。 フェニトイン:フェニトインの血中濃度が低下したとの報告がある。 他の抗がん剤および放射線照射:骨髄抑制が増強する可能性がある
- 4)その他
- 腎機能障害予防のため、1日2000~3000mL/m2(体表面積)程度の大量輸液、マンニトールやフロセミドの投与を行う。
- ここでは、薬剤に関する主な情報のみを簡潔に示しています。それぞれの薬剤に関する詳細な情報は添付文書をご確認下さい。個々の投薬、副作用、併用薬剤などについてのご質問、ご相談は担当医師、あるいは薬剤師にお願いいたします。
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