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薬剤情報

薬剤情報 メソトレキセート

メソトレキセート

一般名
メソトレキセート
商品名
メソトレキセート(武田薬品工業株式会社)
略号
MTX
1) 概要
白血病、肉腫、悪性リンパ腫、絨毛性疾患などに投与される抗がん剤。
葉酸代謝拮抗薬で、核酸合成に必要な活性葉酸の産生を阻害し、細胞増殖を抑制する。
胸水・腹水がある場合は、排泄が遅延し毒性増強の恐れがあるため、投与を避ける。
メソトレキセートの拮抗剤として、ロイコボリンがある。
剤型として、黄色透明の水性注射液、黄色の粉末、黄褐色の錠剤がある。
主な用法は、脳脊髄腔内注射、点滴静注、静注、筋注、経口投与。
2) 主な副作用
ショック・アナフィラキシー様症状(冷感、呼吸困難、蕁麻疹、血圧低下(めまい・ふらつき)、動悸、倦怠感、ほてりなど)
骨髄抑制(感染症、出血、貧血など)
肝機能障害(全身倦怠感、食欲不振、黄疸など)
腎機能障害(尿量が減る、尿が出ない、むくみなど)
間質性肺炎(息苦しい、空咳など)
出血性腸炎(激しい腹痛、下痢、血便など)、口内炎
悪心・嘔吐、食欲不振
3) 主な併用注意薬
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、スルファメトキサゾール・トリメトプリム(ST合剤)、ペニシリン、フェニトイン:メソトレキセートの副作用が増強する可能性がある。
4) その他
メソトレキセート大量療法:急性リンパ性白血病、骨肉腫などで行われる。1g/m2(体表面積)以上の投与を行う。
メソトレキセート大量療法を行う場合、メソトレキセート血中濃度測定、ロイコボリンの投与、1日3000mL/m2(体表面積)程度の大量輸液、アセタゾラミドや重炭酸による尿のアルカリ化により毒性の軽減、腎機能障害の予防を図る。
ここでは、薬剤に関する主な情報のみを簡潔に示しています。それぞれの薬剤に関する詳細な情報は添付文書をご確認下さい。個々の投薬、副作用、併用薬剤などについてのご質問、ご相談は担当医師、あるいは薬剤師にお願いいたします。